大阪大学の独自の産学連携制度である協働ユニットという制度をつかって、複数のアカデミアならび企業と包括的な共同研究契約を締結し、過硝酸の実用化に向けたコンソーシアムを構築しています。関係者は100人以上居てるんじゃ無いかなと思われます。プラズマ処理水による殺菌の研究を突き詰めた結果、殺菌因子は過硝酸という化学物質であることを突き止めたのですが、過硝酸による殺菌は世界で誰もやったことがなく、新しい殺菌技術の開発につながりました。過硝酸の化学合成法は古くから知られているというのもあり、現在は化学合成による過硝酸を利用しています。プラズマは化学種を作るツールから、新しい現象を発見するツールに昇華したというところでしょうか。常識外の殺菌力と安全性を兼ね備えており、面白すぎです。技術詳細等は
過硝酸応用研究開発コンソーシアムのホームページをご覧ください。