装置の立ち上げ
まず壁にある電源をつける。コントロールルーム入って左右の配電盤。
*エア系統の準備
1) クーラー(冷凍器)をつける。
2) クーラーを入れた 30 分後にコンプレッサーをつける。
・吐出圧力計が全て 0 になっていることを確認。
・クーラーを入れて 30 分以上立つことを確認。
・ドレンから水抜きをする。
・スイッチを ON。
・コンプレッサーのスイッチONの後しばらくして音が変わることを確認する。
3) エアー切り替えスイッチを ON。
4) DRIER,VALVE 両スイッチを ON。
5) 各スイッチの圧力が上昇することを確認する。
*データ取り込みの準備
1) 生成部、閉じ込め部のそれぞれの干渉計、Diamag の調整。-> 別項参照
2) シールドルームのクーラーを入れる。(温度センサが働いているか、注意する)
3)必要なデジタイザーの電源を入れ、入力レンジを調整する。生成部シールドボックス内の 390AD は、シールドボックスの蓋を開けて電源 ON する。
4) PC, mac 等自分に必要な取り込み機の立ち上げ、GPIB 接続。光トリガリンクの電源を入れる。
5) マニュアルトリガを入れて、取り込み系が全て正常に動作することを確認する。
*プラズマ放電の準備
注意! プラズマを作る前に
集電板押さえの間に入っているスペーサーが集電板上に落ちていないか。各ミラーコイル絶縁用の PP 板に異常(ひび割れ・はがれ)がないか。絶縁シート立ち上げの糸が切れていないか。集電板下にサージ吸収抵抗が落ちていないか。その他集電板回りに異常がないかをチェックする。
2)クライオポンプ使用の場合はゲート弁を開ける。
3)真空度を調べて記入し、10-4 レンジにしておく。(注・'97, 9, 17 現在イオンゲージコントローラが不調であり 10-4 レンジでは、パフ放電で振り切れてしまうので、10-3 レンジにしておく)
4)Puff のテスト。左右それぞれ真空計で見て記入(10-4 レンジ・上注参照)。これが終われば全ての真空計のフィラメントを消す。
5)PI のテスト。{左右 Puff と PI を ON 。}生成部ガラス管内の光を見る。薄赤紫に光れば OK!
6)PH のテスト。{ 上記のスイッチに加えて、MCB, PH, Mirror-Bias, サブマスターを ON 。}生成部ガラス管内が明るく赤紫に光ることと生成部の干渉計の波形をチェック。-> 図参照
7)プラズマをつくる。
・真空ショットは PI, Puff を切る。
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